コンピュータアニメーションはコンピュータで作るグラフィックスを
動画にすると言えます。その長所や作られた映像をお教えします。
コンピュータで作るグラフックスのうち、私たちが使用するパソコン上で作る絵の中で、フリーハンド描画や写真修整などを行う「ペイント系」と、ロゴデザインや設計・製図などに適した「ドロー系」があります。しかしながら、アプリケーションの中で実際にはこの2つの形式が混在している場合があります。また、ペイント系のアプリは、通常私たちが描く絵の書き方をコンピューター上で再現したように手で描くペイントグラフィックと、写真の修整や合成を主とするフォトレタッチの2つに大別されます。そして、この2次元的手法で描かれた絵を動かして、アニメーションにすることもあります。そして、3DCGと言って、コンピュータに物体の形状など様々なデータを入力して、コンピュータ自身にプログラムで画像を計算・生成させることも出来ます。人間が手で描くのではなく、カメラの位置を少しずつ変えたり、物体の位置を少しずつ変えることで、少しずつ異なる画像を大量に作り出すことが出来ることから、アニメーションを作ることが出来ます。ゲームなどでは主人公を動かしたり、主人公の目で視野を持って動き回ったりすることができます。
コンピュータグラフィックス(Computer Graphics、CG)で作るコンピュータアニメーションは、映画やテレビ、ゲームだけでなく、インターネット内の仮想空間システムのセカンドライフなど、今後の3D映像を形作る上で欠かせない技術です。私が覚えている限り、最初のコンピュータグラフィックスに多大なる貢献をしたのは、1991年、マイケル・ジャクソンの「ブラックオアホワイト」という曲の中で、色んな人種、男女の顔を少しずつ変えていく手法だと思います。あれから、車がタイガーに変身したり、何かのボトルが変身したりというコマーシャルが多く見られるようになりました。マイケルは常に時代の先頭を走る人でした。ブラックオアホワイトのビデオクリップは、1分作るのに何千万円かかったと聞きました。詳しい数字は忘れましたが、莫大なお金と莫大な時間を使って作られたミュージックビデオです。そして時代は急激にCGに大きく依存するようになってきました。特に映画業界では、ターミネーター2にも見られるように、CGがなければとても作ることができない時代になって来たのです。
ハリウッドではコンピュータを利用した特殊効果や、アニメそのものをCGだけで作るということも行われるようになってきました。最初のフルCGは「トイストーリー」です。このディズニー配給のアニメーション映画作品は1995年に公開されたものです。劇場公開された長編映画作品として初のフルCG作品になります。ハリウッドで特殊効果を提供しているPixar、DreamWorks、Blue Skyなどのスタジオのことを「コンピュータアニメーションスタジオ」と呼んでいます。アメリカにおける「コンピュータアニメーション」は、リアル世界をリアルに描く方法、その中に空想を織り交ぜる描き方が主流です。本格的にコンピュータグラフィックスが映画に使われたのは、1982年の「TRON」が最初だとされていますが、日本では「ゴルゴ13」などで比較的古くから採用されているという話を聞きましたが、どこに使われているのでしょうか。
先に述べた1995年、映画「トイ・ストーリー」はフル3DCGで作成された初の劇場用長編アニメですが、現在では映画に限らずテレビコマーシャル映像やイラストレーション、漫画などにも使用され、きわめて一般的な方法として定着しています。実写による映像をコンピュータで加工して使用することもあります。